不登校生徒に対して、あるべき学校側の対応・対策とは
不登校生徒に対して、あるべき学校側の対応や対策は、まずは、それが本人の意思であり、親の承諾もあるのかどうかを確認することです。これは、本人の意思に沿わない状態で、不登校になっている場合があることと、親が知らない場合もあるので、本人と親の意思を確認するということが必要です。多くのケースで学科側が本人の意思や親の意思を知らないケースが多いので、まずはこれを調べることをする必要があります。
そして、不登校となった原因を調べることが必要です。この原因については、本人だけではなく、本人と関係者の全員に聞くことが必要です。本人が本当のことを言うかどうかはかなり怪しいと考える必要があります。親に知られたくないということがあるケースもありますし、学校に恨みがあるときに、学校側に本当のことを言っても無駄、若しくは諦めきっているということも考えられますから、関係者の全員に話を聞いて本当のことを調べていくことが必要になります。不登校ということはかなり大きな問題です、学校にいくというのは義務ですから、これが出来ないということを放置することは出来ないと考えるべきです。学校としては、本人がしゃべらないものはどうしようもないと考えることが多くなりますが、これは本人がしゃべらないということだけで放置していいことではありません。何故ならその原因が学校側にあるかもしれないからです。子供が学校に行けなくなるほどの原因はとても大きなものだと考えれば、これが放置できないことだということが理解できるはずです。不登校というのは子供にとっては大きなマイナス材料となります。自分の将来にとって大きな傷となるものでありながら、それをしているわけですから、これには尋常ならざる理由があると考える必要があります。これをしない学校があったりするので、ますます不登校生徒が増えることになります。
学校側としては、そんな生徒にかまっている時間はないと考えるかもしれませんが、義務教育として学校に来ることを強制しているわけですから、これを守らない理由は調査する必要性があります。それをしないからこそ、学校に来ない生徒が増えていくことになります。何もしないでいて、この問題は解決しません。ですが、学校は時間が経てば卒業するというシステムなので、不登校の生徒が出てくれば放置して時間が経つことで解決したと勘違いする学校の姿勢が問題になるということになるでしょう。