不登校生徒に対して、あるべき学校側の対応・対策とは
不登校生徒がいる場合には、学校側として何も対応をしないわけにはいきません。
放置しておくことによって、問題が解決できるわけでもありませんし、子どもにとっての最善策ではないからです。
子どもが学校に投稿できるようにして上げることが、学校側の務めでもありますので、何らかの対応をしていく必要があります。
子どもが不登校になった時には、保護者との連携が大切になります。
学校だけが先走って対応をしていったとしても、保護者と連携がとれていなければ問題の解決がしにくくなるからです。
保護者とうまく連携を取りながら情報交換をし、どのような対応をしていけばいいかを考えなければ、無意味な対応になってもいけませんので、子どもの気持ちを考えながら対策をしていかなくてはなりません。
学校側としてしてはならないことは、保護者を責めてしまうことです。
保護者も我が子が不登校になりとても不安な日々を過ごしているはずですので、そこを責めてしまえば、保護者が自信を無くしてしまうことになり、子どもをうまく支えていく事ができなくなります。
子どもが登校をしてこない限りは、保護者の力をたくさん借りる必要がありますので、保護者自身にもしっかりとしてもらわなくてはなりませんので、保護者が自信を無くすような否定的なことは言わないようにしましょう。
学校側としてしなくてはならないのが、子どもが休んでいる日の学校の情報を途切れることなく伝えていく事です。
学校の存在を忘れられてしまうようになってはいけませんので、今はこんなことをしているというような情報を与え続けることによって、久しぶりに登校をしてきたときにも学校に馴染みやすくなります。
学校の状況がまったくわからない状況であれば、ますます登校をしにくくなりますし、登校をしたとしても話題についていく事もできないでしょう。
学校に行っても違和感を感じて、居場所がないと思うようであれば、せっかく登校をしてきてもまた翌日からは来なくなってもいけません。
そうならないためにも、情報は伝え続ける必要があるのです。
そして家庭に訪問をする場合には、無理に本人に合うようなことは避けましょう。
あくまでも本人の意思を尊重するようにし、無理強いはしないことです。
会えないからといって訪問をやめてしまうのは良くありませんので、会えなくても家庭訪問はするようにし、先生が玄関まできているということを伝えていくようにしたほうがいいでしょう。